オンライン飲み会を実施するまでの具体的な流れを確認しよう!

テレワークの普及により、コミュニケーション不足解消のためにオンライン飲み会が実施されることが多くなりました。しかし、初めて実施する場合は、何から始めればよいのか分からないということもあるでしょう。そこで今回は、オンライン飲み会を実施するまでの具体的な流れや、活用シーンなどを紹介します。
オンライン飲み会のおすすめ活用シーン
会社で行うオンライン飲み会は、さまざまなシーンで活用されています。ここでは、オンライン飲み会のおすすめ活用シーンを紹介しましょう。
■社員同士の交流が深まる
新型コロナの影響でテレワークを導入する企業が増加していますが、テレワークは主に自宅で仕事をするため、社員同士のコミュニケーションが不足するという問題があるのです。そこで、オンライン飲み会を活用すると、社員同士の交流が深まりコミュニケーション不足を解消できます。
オンライン飲み会を開催することによって、相手がどういう考えで仕事をしているのか、どうしてその結論に至ったのかなどを深掘りして聞けるので、お互いの意思疎通に役立つでしょう。
■プロジェクトチームの団結が高まる
大型プロジェクトともなると、社内だけではなく社外のエキスパートも招き、ワンチームとして活動することがあります。社内外で選抜されたメンバーは、初対面である場合が多いので、どうしても最初はぎくしゃくしてしまいます。
そこで、従来ではお互いの親睦を深めるためにお店の同じテーブルで、和気あいあいとお酒を飲んでいました。しかし、現在ではなかなか難しいため、オンライン飲み会を開催することによりお互いを知り、考えをまとめ上げて、チームが団結してプロジェクトを円滑に進行できるようになります。
■取引先との信頼関係の構築
テレワークは、人との接触を避けて仕事ができる反面、取引先と対面で接することができないため、信頼関係が構築できず、取引先との関係が希薄になる恐れがあります。営業職は、取引先の営業担当者と定期的に顔を合わせることで、お互いに好意的な関係性を築き上げていくものですが、テレワークであるとどうしても顔を合わせる機会が減少してしまうものです。
そこで、オンライン飲み会を活用することで営業担当者と顔を合わせ、仕事の話やプライベートの話をして信頼関係の構築に役立ちます。ただし、夜遅くまで行わないことや無理に誘わないこと、相手の家庭事情も考慮するなど、取引先相手を配慮した飲み会にしなくてはなりません。
オンライン飲み会を実施するまでの具体的な流れ
オンライン飲み会を初めて実施する場合は、何から始めればよいのかと悩むこともあるでしょう。ここでは、オンライン飲み会を実施するまでの流れを紹介します。
■開催日時を決める
まず、開催日時を決め、オンライン飲み会に招待しようと考えている人に、参加の是非を確認します。料理やドリンク、ゲームアイテムなどを参加者に送る場合は、各参加者の住所や受取日時を確認しましょう。開催日時が近づいてきたら、オンライン飲み会で使用するツールの入室用URLを参加者に送付します。
■役割分担
オンライン飲み会をスムーズに行うためには、4人1組のチームで役割分担するとよいでしょう。主な役割分担は、オンライン飲み会の責任者となる代表幹事、司会進行を担う司会役、配信用の基材準備や接続に問題ないか確認する機材係、参加の是非を確認したり料理やドリンクなどの配送を手配したりする手配係になります。
■事前準備
当日に慌てることのないように事前準備をしておきましょう。料理などの手配物がある場合は、当日までに確実に受け取れるように、早めに招待メールを作成しまければなりません。
また、参加者の人数や趣旨によって、進行内容が変わってきます。参加者同士の交流を深めるためのコミュニケーション重視型や、部署ごとの発表や対抗戦をして楽しむイベント重視型など、何を重視して進行するのか決めておくことが必要です。
そのほかに、事前に接続に問題がないかの確認や、ゲームを行った際の景品は、指定住所に郵送するのか後日出社したときに渡すのかを確認しておきましょう。
■開催当日
開催当日は、スムーズに始められるように開始1時間前には、機材のセッティングや接続の確認をしておきましょう。参加者は開始15分前から入室するのが一般的です。オンライン飲み会がスタートしたら、幹事はオンライン飲み会の趣旨や内容、終了時刻などを説明します。
ほかには、乾杯のあとに飲食開始となるのかなど具体的に伝えておくとよいでしょう。また、既存メンバーに新メンバーを紹介する自己紹介タイムがある場合は、冒頭で触れておくと、互いに抵抗なく受け入れることができます。
オンライン飲み会を成功させるためには?
オンライン飲み会は、飲食店での飲み会と違い、一体感が得られないこともあります。ここでは、オンライン飲み会を成功させるポイントを紹介しましょう。
■大人数は分ける
オンライン飲み会は、その場の雰囲気が伝わらず一体感が得られにくいため、大人数になると話がかぶったり、多くの人が聞き役に回ったりすることがあります。そうならないために、グループ分けをして全員が話しやすいようにする工夫が必要です。グループ外の人とも話したい場合は、時間を決めてシャッフルをすることで多くの人と会話を楽しむことができます。
■ゲームを行う
オンライン飲み会が盛り上がるようにゲームを行うこともひとつの手です。ジェスチャーゲームや絵しりとりなど、簡単で単純なゲームでもお酒が回っている状態であれば、意外と盛り上がるので、やってみてはいかがでしょうか。
オンライン飲み会のおすすめ活用シーンは、社員同士の交流を深めたいときや、プロジェクトチームの団結を高めたいとき、取引先との信頼関係を構築したいときなどです。実施する流れは、まずは開催日時を決め参加の是非を確認します。その後、代表幹事や司会役などの役割分担をする4人1組のチームを作り、進行内容の決定、接続の確認など事前に準備。
当日は、飲み会がスタートしたら趣旨や内容、終了時刻の説明をしておくと楽しみやすいでしょう。飲み会を成功させるには、大人数の場合はグループ分けしたり、ゲームを行ったりすると盛り上がるのでおすすめです。