いつもの癖が出やすいからこそ要注意!オンライン飲み会で好感度が下がるNG行動とは
コロナ禍の自粛期間を経て「オンライン飲み会」という新たなコミュニケーションスタイルが浸透しました。各自、自宅にいながら飲み会が開ける!それは便利なようで、意外な落とし穴もあります。自宅だからこそ、気が緩み、好感度を下げてしまうこともあります。ここでは、オンライン飲み会で気を付けたいポイントをお伝えします。
オンライン飲み会はいつもの癖が出やすい
好きな飲み物をそろえ、宅配サービスで食べたいものをオーダーするオンライン飲み会は、外出の必要がなく、全員がリラックスした状態で参加できるのが魅力です。ただ、自宅で参加するからこそ気が緩み、うっかりいつもの癖が出てしまいがちです。
オンライン飲み会は、あなたの姿が常に相手の画面に映し出されていることを意識しましょう。オンライン飲み会中に、ついスマートフォンに見入っていると、相手の心象も悪くなってしまいます。手持ち無沙汰だからといってスマホをいじるのはやめて、会話に参加しましょう。
また、オンライン飲み会は断りにくいという側面もあります。家にはいるけれど、ゆっくり過ごしたい気分だとしても「今日はちょっと…」といいにくいのがオンライン飲み会です。「〇〇時に始めるから、絶対参加してね」といった、断りにくい誘い方は避けましょう。相手の都合や予定も気づかい、参加を強要しない姿勢が大切です。
オンライン飲み会で嫌われるNG行動とは
最近のマイクは、かなり高性能です。オンライン飲み会では、咀嚼音や飲み込む音までも、マイクがひろってしまうことがあります。音が出るようなものを食べるときは、マイクをオフにする配慮も必要です。
また、生活音にも注意しましょう。家族の会話が漏れ聞こえてくる、というのも、ほかの参加者からすると気まずいことがあります。そのほか、自宅だからと気がゆるみ、酔いつぶれるのもNGです。ネガティブな話題や、愚痴や不満を言い出すと、空気を凍り付かせてしまうこともあるでしょう。現実の飲み会ならまだ、気分転換を促して外に連れ出す、場所を変えるなど、修復しようがありますが、オンライン飲み会となると、そうはいきません。
そこであらかじめ、司会進行役を決めておくのがよいでしょう。誰か一人が会話を独占していたり、あまり発言していなかったりする人がいたら、全員が会話に参加できるよう司会者が誘導します。あらかじめ、参加者全員が関心をもてるトークテーマを決めておくのもよいでしょう。せっかく集まるメンバーのため、全員が楽しめるようなオンライン飲み会にしましょう。
気が緩みやすいからこそ気をつけよう!
飲食店で開催する飲み会だと、閉店時間や終電の時刻があり、解散するタイミングがあります。しかし、オンライン飲み会ではそういった区切りがないため、いつまでもだらだらと続いてしまうことがあります。「ほかに用事があるのに、切り上げにくい」「これ、何時まで続くんだろう…」と感じている人がいるかもしれません。
あらかじめ終了時刻を決め、気持ちよくスムーズに解散できるようにしておきましょう。ずっと画面を見たり、スピーカーからの音声を聞いたりしているのも、意外に疲労がたまります。ついつい気が緩んで深夜まで飲み続けていると、翌日にも持ち越してしまいます。オンライン飲み会は、閉店時間や終電を気にせずに語り合えるといった利点があります。遠隔地の人や、子育て中、介護中の人でも参加しやすいというメリットもあります。
また、対面の飲み会では、座る席によって話す相手が固定してしまう場合がありますが、誰とでも話せるのがオンライン飲み会のよいところ。普段顔を合わせることが少ないメンバーとオンライン飲み会を通じて情報共有するのもよいでしょう。普段顔を合わせているメンバーなら、いつもとは違う一面を知ることもあるでしょう。仕事の関係であれば、意外な本音やよいアイディア、今後の展望に話題がおよぶこともあるはずです。
コミュニケーション不足を感じるときはオンライン飲み会で接点をつくり、伝えたいこと、聞いておきたいことを切り出してみるのもよいでしょう。チーム内での目標設定のためにも、オンライン飲み会は有効です。趣味の集まりや、仕事でのチームの結束を高めるために、遠方の家族や親戚同士と、さまざまな形で、楽しいオンライン飲み会を開催しましょう。
まとめ
上記のように、強引に誘う、会話を独占する、咀嚼音が響きわたる、会話に参加せずスマホをいじる、酔いつぶれるなどが、オンライン飲み会で好感度を下げてしまうNG行動です。そしてこれらは、対面での飲み会にも通じることでしょう。オンラインであっても対面であっても飲み会で大切なのは、参加者全員が楽しめる雰囲気づくりと周囲への気づかいです。オンライン飲み会では、こちらの楽しい雰囲気を伝えるために「こんな料理をそろえたよ!」と、宅配サービスでオーダーしたオリジナルの飲み会メニューを披露してはいかがでしょうか。料理を映すと画面にも動きが生まれ、参加者も盛り上がります。とっておきの料理をオーダーして、オンライン飲み会を楽しんでください。