オンライン飲み会ツールを選ぶ際に意識するべきポイントとは?

新型コロナウイルスが世界的に蔓延する中、「外出することなく在宅でできることは在宅でやろう」という流れが強くなっています。このような、流れの中、飲み会までオンライン化しているのです。オンライン飲み会を行うには、適したツールを選択する必要があります。本稿では、オンライン飲み会を行うためのツール選択するポイントを解説します。
オンライン飲み会ツールの基本機能
オンライン飲み会を行うツールの機能は、相手の顔がはっきりと見えることや声が聞こえることが最低条件となるようです。その他にもツールに必要な機能があります。
■ビデオチャット機能
ビデオチャット機能が、オンライン飲み会を行うためのメイン機能です。映像と音声を組み合わせることにより、本当の飲み会を開催しているような状態になります。そのため、カメラとマイクが必要になります。
使用するデバイスにカメラやマイクがない場合は、外付けの機器を用意しましょう。この機能がうまく動作しないと、飲み会自体がうまく運営できなくなるので、ビデオチャット機能にはとくに配慮が必要です。
■テキスト機能
もし、声を出しづらい状況になった場合は、テキスト機能を使用します。時間が遅くなり、家族や子どもが寝てしまった、声が大きすぎることで近所迷惑になるなどの場合が考えられます。あとは、コメントとして残したい情報がある場合にも便利です。
■背景・エフェクト機能
参加者によっては、背景を映したくない方もいます。そのような方に、実際の背景を疑似的な背景にしたり、モザイク仕様にしたりできる機能も必要です。また、エフェクト機能を使用することにより本人が顔を出したくない場合にも対応可能で、本人を加工できるため、飲み会を盛り上げる機能として役立ちます。
■リアクション機能
参加人数が多い場合、声が被ってしまうことがあります。また、コメント数も多くなり読みづらいことも出てくるので、そのときにはリアクション機能が役立つようです。
リアクション機能を用いて、声を出さずに反応をしていることを表現したり、リアクション機能を駆使して場を盛り上げたり、さまざまな使い方ができます。オンライン飲み会を行うのに必要な機能がいくつかあるため、この機能が整ったツールを使用しましょう。
オンライン飲み会ツールを導入するメリット
ツールを導入する主なメリットを見ていきましょう。
・遠くに住んでいる方が参加できる
・親の介護などで手が離せず出かけられない方が参加可能
・飲食店での予約や急なキャンセルなどに対応しなくてもよい
・終電などで終わりを気にせず遅くまで参加可能
実際の飲み会のマイナスを補うことができる飲み会です。遠くに住んでいる方に交通費をかけることなく、外に出たくても出られない方とも飲み会を行うことができることがメリットです。
また、飲食を準備するお店に迷惑をかけない点もメリットといえるでしょう。大人数になるとどうしても、キャンセルが出てしまいます。これが当日キャンセルとなると飲食店とのやり取りも面倒です。飲食店と参加費のやり取りをすでにしていた場合の返金作業もなくなります。
オンライン飲み会ツールを選ぶ際に意識するべきポイント
ツールには各種制限がかかっている場合があります。その制限を理解し、ツールを利用していくのがよいでしょう。また、招待方法については参加者の負担がないため、招待を行えるツールが適しています。ツールを選ぶ主なポイントは以下のとおりです。
・人数を制限する機能があることを確認する
・時間を制限する機能があることを確認する
・面倒な招待方法を利用しない
使用するツールによりこのような制限をかけているツールがあります。人数制限を超える人数が飲み会に参加すると映像や音声が乱れたり、制限時間を超えると超過料金を課金されてしまったりするなどがあります。映像が途切れたり、声がよく聞こえなかったりする現象が起きてしまうと、参加者の離脱を招いてしまうため、とくに気をつけましょう。
なお、招待については主催者がURLを取得し参加者を招待する方法が一般的なやり方です。招待方法については、主催者がツールのアカウントを開設し、参加者にはアカウント登録しなくても参加できるツールにしておくことが重要です。なるべく参加者の負担を少なくし、さまざまな人に参加してもらうようにしましょう。
オンライン飲み会を行うには、適したツールを用意することから始まります。快適な環境で楽しむ飲み会でなくては盛り上がりません。盛り上がって楽しい話をしている最中に、声が途切れたり、接続が落ちてしまったりしては興ざめしてしまうでしょう。そのようなことがないように、参加者へ配慮することが大切です。ここで紹介したツールの選び方のポイントを確認してツールを選んで、楽しい飲み会を開催してください!